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(新聞切り抜き)
'04年6月3日付 繊研新聞2面より

店頭起点の高速運営
高収益婦人服専門店の舞台裏-9-

先行リスク

作らないようで作っている
  
 
   「作っていないようで、実は作っている。在庫がなければあれだけの売り上げにはならない」。ポイントと取り引する専門商社、豊島の高塚俊秀東京3部部長は言う。
  高収益の婦人服専門店は、多品種小ロットの売れ筋を短サイクルで生産するQRではない。自社内の売れ筋派生品を販売し、売れると判断すればさらに進化した商品を作る。動きが鈍ければ作らない。「後追いのQRではなく、先行リスクをとることで高い収益性を確保する」とポイントの石井稔晃
常務。
QRではない
  ポイントの生産は短サイクルでも、小ロットでもない。「ローリーズファーム」の生産期間は4〜6週間と特に短くはない。各商品に設定する販売期間もほぼ1ヶ月で、この間に売り切るのが基本だ。
  発注数量を決める方程式はごく単純。週に売れる枚数を予測し、5倍にすれば在庫を含めた生産数量となる。ただ、その単位はケタが違う。例えばトップスの売れ筋品番だと、週の販売見込み枚数は5000枚が軸となり、2万5000枚を発注することになる。90店程度で週5000枚を売る婦人服専門店はほとんどない。現在も、「この数量でも不足する時がある」という。
 −以後略−
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読紙感想文
 
  衣料品は機械工業製品です。綿やウールは、初めは農業ですが、その全体に占めるコストは微々たるものです。
 
  機械工業製品ですから、長期計画大量生産をすると、タダみたいに安く作れます。もっとも、量産効果といっても限度があリますから、枚数を増やせばいくらでもコストが下がるわけではありません。それと、製造コスト以外のコストはそれほど下がりません。
 
  衣料品はファッション商品でもあります。ファッション商品ですから、消費者がうんざりするほど大量に長期間店に出し続けると、売れる値段がタダみたいに安くなってしまいます。そしてついには、タダでもいらないになります。
 
  コストが下がるのはうれしいですが、値崩れするのはうれしくありません。作りすぎても作らなさすぎてもビジネスにうまみがなくなります。ということで、作る枚数、作る期間にちょうどいい塩梅という
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−流行記事 2段目−
のができます。  
 
  「同一視」という流行要因があります。同一視の時の消費者は、人が着ているものを欲しがります。自分がすでに持っているものをさらに欲しがります。他人と同じカッコウをしたがります。同じものを大量に見せられてもうんざりしなくなります。それで商品寿命が延びます。
 
  同一視の時は、ファッション商品はたくさん長期間見せるとただみたいになるという方が作用しにくくなります。やっぱり安くはなるんですが、同一視ではない対立視の時期と比べると、えらくゆっくりになります。そのため、たくさん作るとコストがただみたいになるというほうの作用が相対的に強くなります。対立視のときの常識より生産枚数を増やし、生産、販売期間を延ばしたほうが儲かります。
 
  ここ数年間の日本は同一視の時期に入っていました。それで、大量生産を特徴とする企業の景気が良くなっています。
  それはファッション業界に限りません。大企業が良くて、ベンチャーなどの小企業が悪いというのは、ここしばらく続いた傾向ですね。
 
  でも、大量発注、大量生産をする企業の好景気はもう終わりです。これからしばらくは同一視の逆の対立視が支配しますので、大量生産、大量販売にシステムを適応させすぎたところは、値崩れと不良在庫に苦しむことになります。
 
この文 04年7月6日 記
 
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−流行記事 3段目−
(新聞切り抜き)
'04年4月26日付 日本経済新聞39面より
倍率1013倍
7割引マンション

多摩ニュータウン都公社住宅申し込み
「宝くじよりマシ」…内覧待ち70分も
  
 
東京都住宅供給公社が最大7割引で売り出した多摩ニュータウンの分譲マンション「ノナ由木坂」(東京・八王子)の申し込みが25日締め切られ、申し込み倍率は一戸当たりの平均で317.5倍、最高で1013倍の物件も出る人気となった。30日に公開抽選が行われる。
  売り出された17戸の物件は、約10年前の当初価格が平均7600万円台で、周辺の民間マンションと比べた割高感から、買い手がつかないまま
だった。このため同公社が在庫一掃を狙って平均2400万円に値下げして15日から募集。25日までに5397件の応募があった。
  一番人気となった物件は4LDK(93.2u)で、価格が2181万円(値下げ率69.0%)。同公社の千葉浩公社募集課長は「価格帯が低い2千万円台の物件に人気が集中した」と話す。
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ようが2年遅れようがそれほど困りません。今すぐ引っ越さなければならない理由があった場合でも、今まで住んでいたところと似た条件の、似たような住まいに移ればいいだけのことですから、マンションを買うのが今年でなければならない理由にはなりません。。
 
  それで、物事を長期的に見ていて、現金を現金のままか、目減りせずに現金に換えられるもので持っていようと、多くの人が考えるアリの時期になると、マンションは売りづらくなります。
 
  「今年」買えば、そうしないより「今年」は楽しいでしょうが、現金が減ったり、借金が増えたりしますから、買わずに現金のまま持っていた場合よりも将来の楽しみは減りますし、不安は大きくなります。というわけで、将来のことを真剣に考える人が増えるアリの時期になるとマンション業界に不況が来ます。
 
  でも、アリの時期に現金を減らしたくなくなるということは、物を買うときの価格感度が前後のキリギリスの時期に比べて高くなるということです。
読紙感想文
 
  消費者が長期的に計画的に物事を見る時期があります。それを私は「アリ」と言っています。それとは逆に、短期的にせつな的に物事を見る時期もあります。この時期を「キリギリス」と言います。アリとキリギリスは変わりばんこに流行しています。
 
  耐久消費財であるマンションは、大多数の人にとって、買うのが今年である必要がないものです。今住んでいるところに不満があるから買うのでしょうが、それが1年遅れ
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−流行記事 4段目−
チープなものが大好きになるということです。アリの時期のマンション販売でも、割安であれば人気が出ます。
 
  この記事に出てくる物件は、公社の失敗の結果のバーゲンですが、最初から価格を安く設定したマンションも今の時期は人気になります
 
  機械的に下げても儲かるよと言っているわけではありません。粗利がなければ商売にならないのは、これからだって今までと同じです。利益を出すためには、経費をケチって、コストを下げてというシンドイことをやらなければなりません。
 
  これまでと違うのは、そういう努力が報われる時期に今はなっているという点です。
 
  ここでは、マンションを例に話をしていますが、低価格にする努力は報われる時期に入っているというのは、ほかの商品でも同じです。
 
  これまでは、高めの価格を設定して成功したという話が世間では
多かったので、「高く売りましょう。安売りは身を滅ぼします。」と言うコンサルタントが多かったんですが、今はアリですから、高めの価格設定は、これまでとは逆にリスクが高くなっています。
 
この文04年4月27日記

 
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(^^♪(^^♪ ちょっと脱線 (^^♪(^^♪
   森田洋一です。最近読んだ本で、アッタリッと思った本を紹介します。
「イノベーションのジレンマ 増補改訂版」(クレイトン・クリステンセン著、伊豆原弓訳、翔泳社)です。
  私は、この改訂版が出る前の方は読んでいませんでした。なんといっても、著者の肩書きが気にいりません。ハーバード・ビジネススクール教授ですから。この手の肩書きの人が書いたものは、どうせ後知恵、後講釈だろうという偏見が、私にはあります。それで以前は読んでいなかったのですが、新聞に改訂版の紹介が出てまして読む気になりました。
  これを読むと、トヨタ自動車がなんで、ガソリンエンジンと電気モーターを併用して走るハイブリッド車を開発したのかがよく分かります。その運命もね。大企業になればなるほど、優良企業になればなるほど、なぜ流行を素直に追いかけることができなくなるのかが分かります。そうなる理由のすべてではありませんが一部が解明されています。
(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪
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−流行記事 5段目−
(新聞切り抜き)
04年4月16日付 繊研新聞9面より
喜多桐スズメの
カルチャーショック!!

その(68)ヤマンバリターンズ

 
  厚底サンダルと共に消えたヤマンバギャルたちが渋谷に戻ってきました。ちょっと進化してマンバといいます。マンバたちは友人のことを汚ともだちと呼び自分たちのスタイルを汚しゃれと言います。清さすら感じます。一度生まれたスタイルは必ず、繰り返すのネ。
 
  焼くとシミになることを学習したので今はファンデーションで肌を黒くしています。おりこうになってよかったネ。
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読紙感想文
  今の私は、髪を短く刈っていて、マッチ棒みたいな頭をしていますが、ヤングだったときは、背中まで届く長髪でした。以前の武田鉄也みたいな頭をしていました。プリントシャツかTシャツを着ていて、腰ばきジーンズにぶっといベルトをして、そのすそをアスファルトにすって、ボロボロにして歩いていました。
 
  当時、ジーンズをはいているのはヤングだけで、今の私ぐらいの年齢のオジサン達はそういう若者の格好を「汚い」と言っていました。私たちは、良識ある人たちにヒンシュクをかっていました。
 
  今の若い人には想像できないかもしれませんが、ジーンズをはいたままでは、ホテルに入ることができなかったんですよ。当時はホテルが今ほど大衆化していなかったというのもありますが、そのころのジーンズが、オジサンにはいかに汚らしく、汚らわしく感じられたかということが分かると思います。。だって、今のホテルはヤマンバギャルの格好でも入れますから。
  その時代の良識ある人が汚く感じるファッションを、若者が喜んでする時期が飛び飛びに来ます。汚いということは、超ドレスダウンですからカジュアルです。最盛期だから汚しゃれな人が増えるのです。
 
  こういう汚いコテコテカジュアルファッションが広がってきたということは、今がカジュアルファッションの最盛期だということです。そういう時期にすでに入っているんです。そう見えないのは、消費者や流通業者の行動に慣性が働いていて、古い行動を残している人がたくさんいるからです。
 
  みんな惰性で今までどおりのことをやっているだけですから、コテコテカジュアルに転向する人が、コレからどんどん増えてきます。
 
  ファッション業界は、ヒーローの入れ替わりの時が来ています。
この文04年4月22日記
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−流行記事 6段目−
(新聞切り抜き)
04年4月7日付 繊研新聞3面より
視点
頑張り

 
  ヤング市場に新しいトレンドが見えない。売れているのは1900円、2900円の、ちょっと驚くほどチープな作りのカットソー中心の店。いつもわんさか客が集まっている。チープとはいってもなんとなくトレンドが入っていて、若ければそれで十分通用しそう。
  見たことのないデザインの服は売れない、という話しを取材先でよく聞く。80年代のDCブーム華やかなりしころ、裾を斜めに折り返したスカートをはいて、見知らぬおばさんに「スカートがめくれているわ!」と引っ張られたことがあったが、今はそんな親切な人はいない。どんなすごい格好をしたって見て見ぬふりをしてくれるというのに、面白い服は売れなくなった。
ファッションへの“頑張り”みたいなものが、なくなってきているのだろう。雑誌掲載商品はあっという間に売れるというが、それは頑張りではない。頑張っていない人を相手に服を作って売るのは、本当に難しいことだと思う。
                   (赤)
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売れ」ませんでした。“面白い服は”売れなくなっていました。
 
  ファッション雑誌の影響力が強く「雑誌掲載商品はあっと言う間に売れ」ました。男では「メンズノンノ」や「ファインボーイズ」が話題でした。
 
  フランドルやワールドのオゾック、イトキンのMKミッシェルクラウンが急成長していたころも、バブル崩壊前や今とやはり同じです。
 
  当時、上記のブランドや、「平成ブランド」と言われていて話題になっていたブランドを見ると、どこもほとんど代わり映えのしないデザインでした。看板以外はほとんど同じなので、店の区別がつきませんでした。店内を見ると、どの商品も似たり寄ったりで、それ以前の常識で言うと、デザインが3つぐらいしかない感じでした。

  そういう、「チープな作りのカットソー中心の店」にヤングが群がっていました。こういった店は「ファッションビルや百貨店を量販店にしてしまった」とかげで言われていました。
読紙感想文
 
  この記事と全くといっていいほど同じ文章が業界紙に載ったことがあります。。違っているのは新聞の日付だけ、あとは同じです。
 
  バブル崩壊以前の、鈴丹やキャビンが肩で風を切っていたころの記事がやはりこんなでした。
 
  当時のヤングは、ここ数年のヤングと同じように“チープな作りのカットソー中心の店に”わんさか集まっていました。当時人気だった店は、奮起機も置いてある物もどこも同じなので、看板を取ると店どうしの区別がつきませんでした。「見たことのないデザインの服は
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−流行記事 7段目−
 
  当時、「見たことのないデザインの服は売れ」ませんでした。ファッション雑誌の影響力も強く、ファッション雑誌が流行を作っていると錯覚している人もいました。
 
  昔の業界紙を調べてみると、違っているのは日付だけで中身は言い回しまでそっくりといいう記事が飛び飛びに現れます。
 
  この「視点」のような記事が現われる時期を私は「同一視」と言っています。これの逆が「対立視」です。「対立視」と「同一視」は代わりばんこに流行します。
 
  ここ数年間は同一視が市場を支配していました。だからこのような新聞記事が書かれました。でも、このようにマスコミが時代の総括をしたということは、そういう時期になってからだいぶたったということです。マスコミの報道も仮需の一種ですから、消費者より先回りすると言うことはありません。報道のピークは実需の終わりです。というわけで、これか
ら対立視が復活してきます。
 
  これからのポスト同一視の時期にどのようなビジネスが成功するのか、どのようなビジネスが失敗するのか、それは、過去のポスト同一視の時期を調べることで分かります。時代の違いというのはありますが共通点のほうがはるかに大きいのです。
この文04年4月21日記
 
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       コンサルタント      
(^^♪(^^♪ ちょっと脱線 (^^♪(^^♪
 
  私は、本来の性格から言うとコンサルタントに向いていません。人見知りしますから。
 
  どちらかというと、流行の研究だけをコツコツやっていたいほうです。
 
  でもそれだと、せっかくの研究成果を生かすことができません。分かったことは発表したいですし、実戦で役立ててほしいです。
 
  それと、研究ばかりでは金にならんと言う実利的な理由もあります。
 
(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪
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−流行記事 8段目−
(新聞切り抜き)
'04年3月30日付 繊研新聞1面より
め・て・みみ

   素人の時代なのだろうか。この2、3年、ヤング・OL向けファッション雑誌の読者モデルの活躍が目立つ。専属モデルほど知られているわけではないが、なかにはカリスマと言われる読者モデルもいる▼その彼女たちが、ファッションブランドを立ち上げたり、自らビジネスを起こすことが増えている。
 ―中略―
  むしろ、もの作りのプロたちが、彼女たちの感性、知名度、ネットワークを生かすことに躍起になっている状況がある。読者モデルにデザインを出させることも珍しくはない。いかに多く雑誌に露出させるか、という勝負になっている。あるブランドの責任者は「商品そのもので勝負したい。でも、雑誌に出てなんぼ、というのも事実」と嘆く。メーカー、ブランドというプロが雑誌や
読者モデルに振り回されている、と指摘する関係者もいる▼こうした現象は、玄人が作るものが評価される時代の前触れのような気がする。
 
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、「読者モデルにデザインを出させる」のもゼーンブ供給側の人間がやっていることです。消費者ではありません。つまり仮需です。
 
  ファッション雑誌に載せるとヒットする流行や素人に着せたりすると服が売れる流行は、初めから仮需(供給側の流行)だったわけではありません。初めは実需(消費者の流行)でした。
 
  他のモノとの共通点に関心を持ち評価する、他人と同じことがしたい、他人と同じものが欲しい、商品そのもののデザインや基本性能は二の次という時期があります。これを私は「同一視」と呼んでいます。こういう時期は一定の間隔で飛び飛びにやってきます。
 
  同一視の時は他の人と同じことがしたいんですから、他人のファッションが気になります。町を歩いている人のカッコウが気になります。
読紙感想文
 
  アッタリ。そのとおりです。末期症状です。あなたはダテに年をとっていない。
 
  セレブと言われて有頂天になっている読者モデルや、それを載せたファッション雑誌が肩で風を切る時期は終わりです。これからピークを迎える流行のように見えるのは、仮需と実需を混同するからです。「ファッションブランドを立ち上げたり」「自らビジネスを起こ」したり、「もの作りのプロたちが、彼女たちの感性、知名度、ネットワークを生かすことに躍起になっている」のも
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−流行記事 9段目−
学校や職場の仲間のカッコウが気になります。みんなが買っている物が気になります。これから買いそうなものが気になります。
 
  というわけで、売れている、ハヤっている、みんなが着ていると騒ぐものが気になります。自分よりちょっと先を行っている自分みたいな人が気になります。
 
  つまり、ファッション雑誌や読者モデルが気になります。
 
  でもそういう時期はヤングではすでに終わっています。ミセスやアダルトでも終わるのは時間の問題です。続いているようにみえるのは、人間の行動には惰性があるからです。それと、仮需がフィーバーしているからです。
 
  これからは、他人との違いを気にして、それを評価し、他人と違う
ことをしたがる人が増える時期です。
 
この文 04年7月3日 記
 
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 (^^♪(^^♪ ちょっと脱線 (^^♪(^^♪
 
  昔は、私も晩酌をやっていたんですが、今はやめています。飲んで寝ると、次の日の調子が悪くて、頭の歯車も錆付いたままになります。で、きっぱりやめました。
 
  もっともやめたのは晩酌で、外で飲まないわけではありません。といっても、翌日の調子が悪くなるのはどこで飲んでも同じなので、飲むのは年に数回程度です。
 
  アルコールの替わりに、今の私が毎日飲んでいるのが牛乳です。健康を考えて低脂肪乳にしました。
 
アメリカのホームドラマなんかでは、夜子供が興奮して眠れないときに、ホットミルクを飲ませますが、牛乳には、トランキライザーのような働きがあるようです。牛乳を飲むと私もリラックスします。
 
  でも、いい年をしたオッサンが牛乳をガブガブ飲んでいるのは様になりません。
 
(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪
  
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