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      理詰めの流行予測……ヒット商品とトレンド
      流行予測は理系の仕事
−トレンド予測 1段目−
流行予測は、誰にも理解できる技術だ
モード工学代表 森田洋一ファッション予測コンサルタントの森田洋一です。
 
このサイトは、あなたが流行予測できるようにします。そのための考え方と技術を説明します。もちろん、すべての流行が分かるようになるわけではありません。このサイトに載っている知識だけで予測できる流行はごく一部です。ですからあなたの悩みを解決できないか
   
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ファッション予測を新聞記事で■読紙感想文
 
20代女性による"マスクの新たな使い方”が判明

ファッション予測を新聞記事で 2016/10以前
商いのヒント 
長期的に今どんなトレンドが来てる?
欧州がカジュアル後進国になる 
ロングセラーは「売れない」から始まる
   

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−トレンド予測 2段目−
もしれません。でも、解決のヒントぐらいは得られると思います。
 
ここでは、消費者の流行を中心に流行予測の話をしています。でも、消費者の側からみた流行ではありません。売り手や作り手の側からみて予測の話をします。なぜなら、供給側からみた流行は消費者からみた流行より客観的だからです。売り上げは数字です。感性ではありません。粗利は数字です。感性ではありません。在庫も数字です。感性ではありません。

一部理屈っぽい部分もありますが、結論は抽象的ではありません。はっきりと具体的で断定的な答えを出します。あなたが右へ行くべきか、左へ行くべきか自信を持って判断し、行動できる予測をします。そしてあなたは、自分がかかわっている分野で具体的に流行予測できるようになります。
   
ファッションに感性を持ち込みませんので、確実な答を見つけることができます。確実であることが確信できれば不安がなくなります。自信をもって判断できます。枕を高くして寝ることができます。
 
供給側の人間は、立場が違いますので消費者と同じ気持ちになることができません。でも、理解することはできます。消費者に共感はできませんが、客観的に知ることはできます。
 
消費者の行動を外からながめて理解するのには理論が必要です。今のトレンドを知るために必要です。これからの流行を予測するためにはなおさら必要です。客観的に理屈っぽく消費者を理解しようとすれば、感覚的すぎる単語は使えません。それで、当サイトでは、「感性」や「センス」などという言葉を使わずにファッション予測をしています。感性用語はなるべく排除します。
   
あなただってそうでしょう。感性だらけでは、企画書や指示書が書きづらくて困ります。部下に指示もできません。それを読まされたり、聞かされる立場の人はもっと困ります。具体的に何をどうしたらいいのか分かりません。感性によるファッション予測は、よくてサイの河原の石つみ。結果オーライで成功しても、一回ごとにゲームオーバーで、次は初めからやり直しです。でもそれはまだいいほうです。多くの場合次は以前のレベルに達しません。感性に頼りすぎるプロは経験をつむほど市場を読む能力が落ちていきます。センスは涸れるのが速いのです。
 
このサイトをみても、あなたの流行感性は向上しませんが、みんなが、これからステキだと思いだすものは何かは予測できます。トレンドとなるのは何か、これから買うものは何かは予測できます。足らなくなる商品は何かが予測できます。それから、買わなくなる流行遅れも予測
 
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−トレンド予測 3段目−
できます。値段が落ちて採算が合わなくなる商品が予測できます。10年後だって分かります。
 
「うちは小売店じゃないよ。だから、お客さんは消費者じゃないよ」。大丈夫です。消費者でなくたって予測できます。なぜなら、実需と無関係な仮需はないからです。
 
消費者として行動しているときの自分と、業界人として行動しているときの自分を比べてみてください。他の消費者と違う行動を取るつらさと、同じ業界のライバルと違う行動を取るつらさとではどちらが大きいですか。
             ↓
             ↓
             ↓ 
 …でしょう。だから、消費者の行動でみた流行より、供給側の行動でみた流行のほうがより
   
同質化しています。みんなで同じことをするという点では、消費者より単純です。同じような立場の人は、同じような場面では、同じような反応をします。だから一個人の行動も想像がつくわけです。
 
このサイトでは、理工学部の常識で流行を考えます。理詰めで流行予測をします。理工学部の常識などというと難しそうですが、「未来は過去に影響を与えない」「全部を足しても100%を超えない」「分数の値は、分子だけではわからない」「右と左に同時に行くことはできない」などという当たり前すぎることも、その常識に含みます。逆にいうと、そういった当たり前すぎることでも、感性派は今まで無視してきたと、私は考えています。先に起こった値崩れを後から起こった事件で説明したり、全部のシェアが伸びてしまったり、供給量の違いを無視して売れ行きを比べたり、そんなハチャメチャが今までは通用していました。
   
 
このサイトに載っている流行予測法は、今までのあなたの常識を否定している部分があります。我々は、自分がかわいいのと同じように、自分の常識もかわいいですから、それを変えることに抵抗します。そのため外部から入った新しい情報の方を自分に合うように変えようとしがちです。
 
この流行予測法を、あなたの今までの常識と矛盾しないようにとねじ曲げないでください。今すぐあなたの常識を捨てろとは言いません。頭の中のそれとは別な場所に、この予測法をしばらく間借りさせといてください。あなたが、これまで経験したこと、日々経験していることをどんどんはめ込んでみてください。あなたが今まで持っていた古い常識とどちらがうまく説明できるか、どちらの予測が的中するか比べてください。 そして納得が行ったら母屋に移してください。
 
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−トレンド予測 4段目−
見たこと聞いたこと経験したことをどんどんはめ込んでください。
 
そうしているうちに、あなた自身の予測能力が飛躍的に高まります。ああ、あのときはこうだったのだから、今度はこうだと、抽象的な理屈がリアルな画像を結ぶようになります。これは技術、技能ですので、経験をつむほど能力は上昇し続けます。
 
ここに書かれている流行予測法を参考にしようと無視しようと、それはあなたの自由です。具体的に書いていますので、どちらにしても、言っている内容の正否は、時間がたてばはっきりします。理論はただの道具です。パソコンやファックスと同じです。どのように生かすかはあなたしだいです。
 
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 (^^♪(^^♪  ちょっと脱線  (^^♪
 
森田洋一です。営業の本などによく出ている話に「イエス、バット話法」というのがあります。お客さんの話を真っ向から否定すると嫌われる。だから、「そうです、そのとおりです」と肯定しておいて、反論はその後にしろ…という話です。
 
でも私のコンサルティングにはこれは使えません。誤解される危険があるからです。 
 
わたしのお客様は業界の人です。供給側の人です。だから仮需を愛しています。でも、実需と仮需がピッタリ一致することはまずありません。実需の話をするということは、程度の差こそあれ仮需を否定することになります。そのときイエスとノーをはっきりさせないであいまいな言い方をすると、仮需を全面的に肯定しているように取られる危険があるの
   
です。だって、愛しているんだもん。
 
へたをすると、私が言ったはずのこととお客様が理解したことで、結論が逆になってしまう危険があります。だから、ここぞというときにはズバっと断定的に言わざるをえません。でも、これって嫌われるんだなぁ。愛しているも のを否定されるのだから、ムカっとくるのは分かるのですけどね。
 
 (^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪(^^♪
 
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サイト作製2000年09月、最終更新2021/01/21
 
ヤフー、グーグル、ビピンなどのサーチエンジンにて「流行予測」または「トレンド予測」、「ファッション予測」で検索すると当サイトが上位表示します。
 
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